完璧ではない

心の病にかかっている人の中には「完璧ではないものは全てダメ」という偏った考え方をする人がいます。そして、この極端な考え方こそが心の病になった原因の一つです。

世の中は「完璧にできている」「全然ダメだ」の極端な二つしかないわけではありません。

例えばテストの点数で60点だった場合は「全然ダメ」なのではなくて「60%できている」のです。

例えば世の中には完璧な人というのはいません。人は普通、魅力的なところと欠点なところの両方持っているものです。

私は完璧ではないし、あなたも完璧ではないし、世の中の全ての人も完璧ではないのです。でも全ての人が完璧ではないからと言って、全ての人が全然ダメということもないのです。人にはそれぞれにできることとできないことがあり、それぞれの人に魅力と欠点があり、あなたにも魅力と欠点があるのです。それが普通です。

「世の中は『完璧にできている』か『全然ダメ』の二つしかない」という考えは現実をありのままに見れていない歪んだ考え方です。

現実は「できているところとできていないところがまだらにある」だったり「何割かはできていて何割かはできていない」だったりします。

そもそもあなた自身も常に完璧でいることは不可能なはずです。そして完璧でないあなたは、かといって全然ダメなわけでもないのです。

大丈夫。

「完璧ではない」という状況は、この現実世界では当たり前です。