誰もわかってくれない

日本には「以心伝心」という言葉があります。これは「心から信頼しあっている同士であれば言葉にしないでもお互いに相手のことが分かり合える」というような意味です。

なので私たちは自分と関わりの深い人に対して、自分のことを理解してくれるように期待します。

ですが、これはそもそも前提が間違っているのではないでしょうか?

つまり、私たちは確かに相手のことを理解しようと努力することはできますが、本当の意味で理解することはそもそもできないのではないでしょうか。

例えば、確かに私たちはあなたのことを理解できていないかもしれませんが、あなたは誰かのことを心から理解できているのでしょうか?

私たちには、あなたのいう「大丈夫」が、本当に大丈夫なのか、強がって言っている大丈夫なのかが分かりません。

ですが、あなたも誰かが言った「大丈夫」が、本当に大丈夫なのか、強がって言っている大丈夫なのかが分からないのではないでしょうか。

私たちはテレパシー能力を持った宇宙人ではありません。あなたの経験、思考、感情を完全に他人にコピーすることはできないのです。

あなたの過去の経験、思考、感情を話として聞くことはできますが、「言葉」とは不完全なコミュニケーションツールなので、情報を完璧に伝達することはできません。なので、やはりあなたの言葉だけからあなたのことを全て理解することは不可能だと思うのです。

ただし、この世界であなたのことを本当の意味で心の底から理解してくれてる人が一人だけいます。それはあなた自身です。

つまり、あなたが何か辛い状況に陥っていたら、あなたを助けるために一番頼りになるのはあなた自身です。

あなたが何か悲しい状況に陥っていたら、あなたを助けるために一番頼りになるのはあなた自身です。

これは「何もかも自分で解決しろ」という話ではなくて、誰かに助けて欲しい状況になったら、あなた自身がきちんと誰かに向かって「助けて」と言わないといけないということです。

あなたのために「助けて」が言えるのはあなた自身だけですし、周りの人は「助けて」と言われないとあなたが辛い状況にいることに気づけません。

また、もしあなたが自分の将来について何も考えていないとしたら、あなたのことを本当の意味で理解していて、かつあなたの将来について考えている人がこの世界に誰もいないということになります。

もしあなたが自分の人生について何も考えていないとしたら、あなたのことを本当の意味で理解していて、かつあなたの人生について考えている人がこの世界に誰もいないということになります。

もしあなたが自分の人生のための行動を何もしていないとするなら、あなたのことを本当の意味で理解していて、かつあなたの人生のための行動をしている人がこの世界に誰もいないということになります。

だから、もしあなたが困ったら、あなた自身に頼ってください。そして、もしあなたがあなた自身に助けを求められたら、あなた自身を助けるために行動してあげてください。