わがままを言う練習をしよう

皆さんの中には「できるだけ相手の意見を尊重したい」「自分が何かを発言することによって生じる責任を持ちたくない」と言う理由で、人に対して自分の意見や考えを表明するのが苦手、と言う方がいるかもしれません。

そんなあなたに聞きたいのは「今、生きるのがつらくありませんか?」と言うことです。

あなたは勘違いをしているかもしれませんが「発言をしないことで責任を持たない」ことよりも「発言をして責任を持ってしまう」方が生きるのが楽です。

なので、あなたに必要なのは「わがままを言う練習」です。できるだけ意識的に人に対して「わがまま」を言えるように練習してください。

日本には「本当に仲が良ければ言葉にしなくても心で理解し合うことができる」と言うような意味を持つ「以心伝心」と言う四字熟語があります。

ですが実際のところ私たちは「テレパシー能力」を持った宇宙人ではなくて、「言葉」を使って相手とコミュニケーションをとる地球人です。

あなたが何が好きなのか、あなたが何が楽しいのかは言葉にして相手に伝えないと分かりません。あなたが何が嫌いなのか、あなたが何がつらいのかは言葉にして相手に伝えないと分かりません。

あなたが何が好きで、あなたが何が嫌いなのかを周りの人が何も知らない状況であるなら、あなた自身も楽しい人生を送ることはできないでしょう。

大事なのは「わがままを実現すること」よりも「わがままを言えるようになること」です。わがままは実現できなくてもいいのです。

今夜何食べたい?と聞かれて、あなたが「回らないお寿司!」と答えても「いや!今日別に特別な日じゃないから(笑)!無理無理!」と笑い話になればそれでいいのです。今度の休みの日にどっか遊びに行く?と聞かれて、あなたが「ディズニーランド!」と答えても「いやーディズニーランドは、ちょっとはっちゃけ過ぎ(笑)」と笑い話になればそれでいいのです。

自分がわがままを言えるようになること、自分が何をしたいのか、何をしたくないのかを言葉にして人に言えるようになること、それだけで生きるのがだいぶ楽になります。

「わがままを言う」と言う能力はあなた自身を生きづらさから助けるために必要です。