人生は目を向けた方向へ進む

カヤックって知ってますか?手漕ぎボートみたいな乗り物のことです。昔何かの本で読んだのですが、一人乗りカヤックに乗って漕いでいると、カヤックは自分が目を向けた方向に進むそうです。なので「あそこに岩があるな。危ないな。あそこに近づかないようにしよう」と思っていても、その岩を見ながらカヤックを漕いでいると、カヤックはその岩にどんどん近づいてしまうそうです。

人生もこれと同じです。

あなたは自分の人生について考えた時に「不幸になる自分」や「バッドエンドで人生を終える自分」ばかり想像していませんか?それは正に、自分が不幸になるための練習をしているようなものです。「こうはなりたくない、こうはなりたくない」と思っていても、あなたが「不幸になる自分」「バッドエンドで人生を終える自分」ばかり想像していると、人生はどんどんそちらの方向へ進んでいきます。

これを回避するために大事なことは「幸せな自分」「理想的な環境にいる自分」「ハッピーエンドで人生を終える自分」をできるだけリアルに想像することです。え?自分の幸せを全く予想できないほど辛い状況に今いる?だから、そんなことは想像すらできない?分かります。なので、練習してください。

「幸せな自分」「理想的な環境にいる自分」「ハッピーエンドで人生を終える自分」をできるだけリアルに想像する練習を毎日毎日してください。「人生を改善する練習」みたいな大袈裟なことをしたくない、と思うなら、カヤックの練習だと思ってください。大事なのは「幸せな自分」「理想的な環境にいる自分」「ハッピーエンドで人生を終える自分」を文字で想像するのではなくて、できるだけ具体的なイメージで想像するように練習することです。

なぜ具体的なイメージで想像しないといけないかというと、抽象的すぎると目指しようがないからです。例えば、文字だけで「幸せな自分」と考えてみましょう。さて、幸せな自分になるために、具体的に何を頑張れば良いか分かりますか?どこを努力すれば良いか想像できますか?全く努力のしようがないのではないでしょうか?なぜなら「幸せな自分」と文字だけで想像しても、具体的に幸せな状況とはどのような状況なのかが曖昧だからです。曖昧なものは目指しようがないからです。

「幸せな自分」とは例えば、ストレスなく学校へ通えている自分かもしれません。給料が高いホワイト企業へ転職した自分かもしれません。友達と元気に遊べている自分かもしれませんし、素敵な人と結婚して家庭を持っている自分かもしれません。これくらい具体的になって初めて、どこを頑張るべきか、どこを努力すれば良いのかも明確になるのです。

「幸せな自分」「理想的な環境にいる自分」「ハッピーエンドで人生を終える自分」をできるだけリアルに想像する、ということは、それを目的にする、ということです。例えば「犬を飼いたいな」と考えている人が、今まで全然意識をしていなかった街で犬を散歩させている人をたくさん発見するように。例えば「あの車が欲しいな」と考えている人が、突然街で同じ車種をたくさん目にするようになるように。人間の脳は目的が設定されると、それに関する情報を無意識に集め出します。つまり「幸せな自分」「理想的な環境にいる自分」「ハッピーエンドで人生を終える自分」をできるだけリアルに想像することでそれに関する情報を無意識が集めだし、努力の仕方が分かったり、実現するアイデアが浮かんだりします。あとは、努力をしたり、アイデアを実行することであなたの人生は良い方向へ進みます。