人は暇にならないと深く考えない

昭和時代に書かれた本や、昭和時代に活躍した知識人の話を聞くと、ものすごく深く考えられた文章が書かれていたり、ものすごく頭の良い話をしていたりする。

でもこれは、現代の人よりも昔の人の方が頭が良かったという話ではなく、現代の人よりも昔の人の方が考える時間がたくさんあったからではないかと思う。端的に言えば、昔の方がヒマな時間が多かったのではないか。

現代はSNSやスマホのゲームがあるおかげで、暇つぶしをしようと思えば、いくらでも暇をつぶせる。

でも昔はスマートフォンもパソコンも無いから、暇な時間は本当に暇だった。何もやる事がなかった。だから、深く考える時間がたくさんあった。だから頭が良い人がたくさんいたのでは無いだろうか。

現代に「暇という時間」を作ろうと思うと、まず一人になり、かつSNSやスマホのゲームにも手を出さない状態にしないといけない。

そして、もしあなたが心の病などで、ベッドの上で何もしないで一日中療養する日々を何日も過ごしたとするなら、あなたは現代では珍しい、自分の頭で深く考えたことのある人。

「最上の思考は孤独のうちになされ、最低の思考は騒ぎのうちになされる」とトーマス・エジソンも言っていましたし。